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笹幸恵
2017.4.11 00:15

**博多観光**

道場翌日、しとしとと雨の降りしきる中、
観光に出かけましたよー
絵文字:急ぎ

まず訪れたのは崇福禅寺。
黒田家の菩提寺として知られているようですが、
私たちの目的は・・・「頭山満の墓」絵文字:キラキラ
「どこやったっけ」とつぶやく小林先生をよそに、
秘書みなぼんが引率してくれました。

いくつもの墓が立ち並ぶ中、ひときわ大きなスペースで、
周囲と区切られている場所がありました。
ここには頭山満のほか、高場乱、来島恒喜の墓、
玄洋社の社員の碑などが建立されています。
高森先生が石碑の裏に刻まれた文章を読んで解説して
くださったので、少し賢くなりました。


頭山満の墓の前で

この一角は、なんとなーーーく空気感が違うように
感じました。荘厳な感じ、というより、
彼らの熱気がまだこの付近に漂っているような、
へたすると気合を入れられてしまいそうな、
そんな感じ。
また頭山・高場・来島それぞれの墓は、
意匠も揮毫も全く違います。
それが不思議と人生をあらわしているようで興味深い。
来島の「来」なんて、もーーー石からはみ出しそうだもん。

ブログに載せようと思って、全体像がわかるお墓の写真も
撮らせていただいたのですが、掲載はやめました。
このただならぬ空気感は、実際に訪れて味わってみて
ほしいと思います。

さて、お次は川端の商店街。
中州川端駅のアーケードの入口には、
オッペケペー節で有名な川上音二郎さんの
像があるんですね。
とても愛らしいのでパチリ。

商店街をそぞろ歩きしながら、櫛田神社へ行ったり、
「ふるさと館」で山笠の映像を見てみたり。
博多の山笠ってすごいんですね。
商店街から神社にかけて、立派な山笠を見つけました。
これは飾り山笠というのかな。
十数メートルもあるんです。


これは西遊記


古事記『稲羽素兎』(いなばのしろうさぎ)


『京都五條橋之上』(弁慶と牛若丸)

そぞろ歩きのあとは、「かろのうろん」絵文字:良くできました?OK
しっかりとした出汁(まろみがあって優しい味)の
「うろん」でした。こりゃサイコーに美味い!!!


うろん(ごぼう天)


博多を歩いていたとき、
「昨日道場に参加しました!」という方
何人かとお会いしました・・・。
皆、観光で回るコースは同じなのかしらん。

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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